群馬県・桐生市・鳳仙寺(横瀬成繁)

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【 概 要 】−鳳仙寺の創建は天正2年(1574)当時の桐生領主横瀬成繁(金山城の城主:改姓後は由良成繁)が開いたのが始まりと伝えられています。以来、由良氏に庇護され寺運も隆盛しますが、天正18年(1590)小田原の陣において由良氏は北条氏に組した為、常陸(茨城県)牛久への転封となり一時衰退します。その後領主となった徳川家康に旧寺領を安堵された再び隆盛し十一世代には曹洞宗別格地(常法幢)の格式を得ています。現在の本堂は元禄時代以前の建立と推定され享保12年(1727)に大改修されたもので桁行き9間、梁間8間、八室構成と当時の曹洞宗寺院の名残がある貴重な建物として桐生市指定重要文化財に指定されています。山門は宝永元年(1704)に建立されたもので三間一戸の八脚楼門で入母屋、瓦葺き2層目には高欄を廻し蟇股には干支の彫刻が精巧に彫られるなど意匠的にもすぐれた楼門建築として桐生市指定重要文化財に指定されています。その他にも天明3年(1783)に建立された輪蔵や寛永18年(1641)に鋳造された梵鐘など多くの文化財を所有し境内には横瀬成繁(由良成繁)の墓もあり市指定史跡となっています。又、鳳仙寺の大カヤは推定樹齢520年、樹高29.5m、幹周3.72mあり桐生市の保存樹となっています。
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