群馬県・富岡市・七日市陣屋

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【 概 要 】−七日市陣屋は元和2年(1616)、藩祖前田利孝によって築かれました。利孝は前田利家の五男として生まれ、大坂夏の陣で戦功により上州甘楽で1万石を与えられ、七日市藩を立藩しています。七日市藩は加賀藩(石川県金沢市:本城・金沢城)から所領を分知されたわけではない為、独立した藩でしたが、藩が困窮した際には加賀藩から支援される事も多かったので、結果的に加賀藩の意向が強く反映され支藩的な立場になってしまいました。七日市陣屋は約100m四方で東側と北側には水堀、西側と南側は空掘を廻らし、高さ1.8mほどの土塁の上に1.5mの塀を築いていたと言われています。七日市陣屋の敷地内には藩主の居館や藩行政施設、家臣の宅邸が軒を連ね、城郭ではなく陣屋構えの格式でした。現在の七日市陣屋は天保14年(1843)に再建された御殿の玄関と書院の一部と中門(黒門)が移築保存されている他、御殿山と呼ばれた櫓台や土塁の一部が残っています(土塁の一角には天保10年:1839年の初代藩主前田利孝の200年回忌の年に10代藩主前田利和が前田家御宝塔を造営し富岡市指定史跡に指定されています)。 七日市陣屋の陣屋町には家老の長屋などが残されている一方で殆どが宅地化されていますが、隣地にある陣屋の鎮守社である蛇宮神社は雰囲気が残されています。
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七日市陣屋(富岡市):周辺の見所

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