群馬県・安中市・松岸寺

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【 概 要 】−松岸寺には2基の五輪塔がありその内1基は高さ150cm、正応6年(1293)に建立されたものです。「方」、「円」、「三角」、「半月」、「団」の形がほぼ完全な形で残され地輪には「正応六年四月一〇日」、もう片方(上部の空輪部分が欠損)の地輪にも「正応六年三月一二日」の銘があり、五輪塔としては群馬県最古とされ群馬県指定重要文化財に指定されています。尚、伝承では源頼朝家臣、佐々木盛綱夫妻の墓と伝わっているようです。又、境内には赤穂浪士の1人大野九郎兵衛の墓があり、もし討ち入りが失敗し吉良上野介が領地に帰還した場合に備えていたとされます。 大野九郎兵衛は末席家老(650石)で優秀な経済官僚とされ、塩田開発により藩の財政を立て直しに尽力しましたが、赤穂事件の際は大石内蔵助などと対立し出奔した事になっています。生年月日は不詳ですが元禄14年(1701)時点ではかなり高齢だったとされ、松岸寺の墓碑には没年として寛延4年(1751)と刻まれている事から事実とすれば、当時としては異例な程、高齢まで生きていた事になります。
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松岸寺(安中市):周辺の見所

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